2012年09月16日

続・中国にいる従兄弟からのメール

メディアの報道とは別に、みなさん、中国現地の生情報が知りたいようですね。好評につき、また、上海にいる従兄弟からのメールを紹介します。後半、MSNに載っているJ-CASTニュースの中国報道を「捏造とも受け取れる」と言い、厳しく批判しております。従兄弟がFacebookをできれば、僕の友人たちにも簡単に内容を紹介できるのですが(例えば、shareやlikeをすることで)、中国では以下のようにFBは困難になっています。


9月15日早朝メール 件名:FBできません!近々加入予定!

未だVPNに加入していないので、Facebookは出来ない状態です。昨年2月に一時帰国した際にFacebook登録したのですが...近々VPNに加入予定です。

先日(上海で)購入したSONYの携帯XperiaにViberとLineをダウンロードするにも一苦労でした。
中国はGoogleと仲が悪いので...中国にいるとつまらない苦労が絶えません。

ところで、本日(もう朝方なので昨日)、上海中心部と郊外の接点にある「七宝」(自宅から地下鉄で2駅)の上島コーヒーで仕事関係者と打合せ後、階下の携帯ショップの入り口に、
「日本人と犬は入るな!」
と中国語で記載されているのを見ました。その隣の別の携帯ショップも同様の記載がありました。
少々雰囲気が変わってきたかな?と言う感じです。
柳条湖事件のあった18日には上海及び南京でも大規模なデモが予定されているようです。

17日〜21日/26日〜28日、日本からお客様が見えますが、相当気疲れしそうです。(笑い)


9月16日付メール 件名:記事の信用性に関する疑問!

MSNの記事ですが、大いに疑問です。「捏造」とも受け取れます。

http://topics.jp.msn.com/wadai/j-cast/article.aspx?articleid=1386717

「日本人」と言うだけで、いきなり殴られることはあり得ないと思います。
だったら、日本語を話している日本人の被害が続出する筈です。外見上は日本人・韓国人・中国人(特に若い世代)の区別は非常に難しいと思います。
言葉の面からも、中国人にとって韓国語・日本語の聞き分けは難しいと思います。

日本人にいきなりラーメンをかけた事件が盛んに引合い出されていますが、日系人の間の噂さでは、「アゲハ」(チェーン店)という日本人御用達のチップ制カラオケ・クラブのボーイが日本人ラーメン店で食事をしていたら、日本人の鼻についた話し方と普段から日本人に偉そうにされている態度切れて、ラーメンをぶちかけたとか...(だったら、日本人ラーメン店で食事するなよ!と笑い話の類です。)

微博(中国版ツイッター)では1分間に数千のメッセージアップされているようです。少々雰囲気が変わってきたかな?という感じは受けますが2005年ほどではないと思います。

記事では、「2005年上海で多くの日本料理店が襲われて...」とありますが、実際には1件のみです。当時北京でも襲撃を受けたのは、東三環を挟んで日本領事館の向かいにある「月山」(中国人経営者、当方の友人)の1件のみでした。何か報道のスタンスに問題が有るような気がします。先ずは事実に即した客観性のある内容にて、プラスαで意見を付け加えるような姿勢が必要かと思います。

本日、上海郊外の松江区のとある場所に行きました。大学が非常に多い所ですが、その数500名以上のデモ隊に2度出くわしました。
皆一様に、「魚釣島は中国の領土だ!」とシュプレキコールを挙げて、行進していました。デモ行進の95%以上が、大学低学年若しくは高校を卒業したばかりの新入生と見立てました。デモは政府主導?若しくは共産党から息の係った大学トップの大学主導の結果?と疑ってしまいました。何れにしても、このようなやり方は、近い将来自らに跳ね返るのでは?と強く感じました。

バス停で当方の後方にいた20歳前後の女性二人は「魚釣島は日本のもの(钓鱼岛是他们的)」、と、また右隣の同年齢の女性二人も、一人が携帯で写真を撮ろうとすると、「止めときなさい!近づかない方がいいよ!」と言っていました。中国人の考え方に温度差があることを感じてある意味安心しました。


posted by Kosuke at 05:48| Comment(5) | 日中関係

2012年09月15日

中国にいる従兄弟からのメール

90年代初めに単身中国に乗り込み、事業を展開している従兄弟からのメールです。

9月12日付メール 件名:尖閣諸島国有化

野田政権やってくれましたね!(自民党政権からの「つけ」かもしれませんが。)

最近は朝からテレビをつけっぱなしですが、「尖閣諸島国有化」の話題ばかりです。当然と言えば当然なのですが、中国国内的な観点から見ても、仕方ありませんが、まあ、うんざりします。

「石原慎太郎に代表される極右勢力が起爆剤となって国有化に至った」とも報道されています。それに伴い、自民党総裁選の「石破」も話題に上っています。この報道内容をどのように理解するかです。日本の外務省はどのように理解しているか?

中国の傲慢さは別として、これは中国人特有の、「相手を追い込まない」、「相手に逃げ道を創ってあげる」の観点から、日本との和解を求めているサインでは、と解釈しています。

日本の外務省は狸になり、「わかりました、取り敢えず双方とも考える時間を設けましょう!」と言いつつ、様々な事態を考慮した対策を打てばよいと思うのですが!
(中国は強かなので、漁船に扮した海軍で、乗っ取りを図るかもしれません。)
中国も様々な問題を抱え、国内ではガス抜きをしないと多分持ちません。
そのために上手く利用されているのが尖閣諸島の問題です。
政府や外務省にもっとしっかりしてもらいたいものです。

次期国家主席が約束されている習近平がここ10日間表舞台に現れない事態等どこかに飛んでいます。当方はもしかすると、「脳梗塞や脳溢血、或いは心筋梗塞」などの病気でほぼ再起不能では?と推測しています。

尖閣諸島の問題を大きく取り上げることで、何か誤魔化しているような気もしないではありません。


9月14日付メール 件名:上海比較的落ち着いています!安心下さい!

ネット情報を見ると、上海で、
@ 日本人が夜盛り場で中国人から殴られた、メガネを割られた
A 食事中に頭から炭酸飲料をかけられた
B タクシーの乗車拒否が増えている
など治安面での不安に関する情報が多々ありますが、上海市内はデモもなく、今のところ比較的落ち着いています。
今のところ、2005年の反日運動の雰囲気とは違うように感じています。
昨日、仕事の関係で在上海日本領事館の脇を通りましたが、領事館に入る道は封鎖され、公安の車で侵入できないように固められていました。

上記@及びAは普段でも何件かはあり、食事中の中国人同士の喧嘩などは日常茶飯事です。また、Bのタクシー乗車拒否が少々気になりますが、どのような状況下で拒否されたかです。中国人から見ると、日本人も韓国人も外見から見分けがつかず、言葉の面でも大差ないので、どのよう見分けたのか.....また、夕方の時間帯はタクシー運転手の交代時間に重なり、自分が交代の為に行く方向と異なれば乗車拒否されます。

これも日常茶飯事です。

テレビでは尖閣諸島関連をガンガン流し、国内向けに反日をアピールしていますが、日本の極右集団(石原、橋本)が絡んで、尖閣諸島の国有化に至ったとの論調です。

緊張関係は更に厳しくなり、当面は続くと思いますが、最新の注意を払って行動していますので安心下さい。
posted by Kosuke at 00:08| Comment(4) | 日中関係

2012年08月20日

中国の尖閣デモ。中国にいる従兄からの現地情報

1990年代初めに単身中国に乗り込んで、事業を展開してきた従兄からメールが届いていた。

興味深いのでここで紹介します。

日本は日本で、メディアと政治家が領土問題を煽っていて、なんとなく戦前と同じようなパターンとなり、いかがなものかと思うが、中国も中国で「上陸成功」を喧伝する勢力がいる。言論の不自由がある分、不満がマグマのようにうっ積し、時に爆発しやすい。

朝日新聞の北海道報道部に所属していた90年代、北海道の根室の漁民らは、(ロシアが実効支配する)北方領土付近のロシア領海に入り、よくロシアの国境警備隊に銃で撃たれて、重傷を負っていたものだ。密猟を続ける日本の漁民へのロシアからの「強い警告」とも受け取れるものだった。

僕は日中双方に冷静な対応を求めているが、従兄同様、やはり尖閣諸島には、香港の活動家らを力ずくで上陸させてはいけなかったと思っている。政府は今回、基本方針として「けが人を出さないことが第一。上陸を阻止することは第二」を掲げていたが、これは間違いと言わざるを得ない。ロシアの国境警備隊のように相手側を撃つ必要はないものの、多少のけが人を出してでも、上陸を阻止することを第一にすべきだったと思っている。

海上自衛隊の出動には反対だ。海上保安庁の警備警戒体制を強化し、対応していってほしいもの。日本の対応を韓国もフィリピンやベトナムといったASEANの国々も注視している。

以下、従兄からのメール。

中国各地で尖閣諸島に関するデモが発生しているようですが、上海では今のところ大きなデモは発生していません。一部(数十名)の反対派が人民広場での決起集会及びデモを予定していたようですが、公安当局に阻止された模様です。日本領事館の前で数名が騒ぎ立て一人が拘束されたとの情報もあります。無事ですので安心下さい。

四川省の成都や広州・シンセンでは数千人規模のデモが発生しているようです。ただ、全てが反日かというと少々疑問です。政府に対する不満分子がかなり含まれていると言って過言ではないかもしれません。事実ネット上では、尖閣諸島は日本に実効支配されており、中国政府が自国領と言いながら、上陸した香港人が何故逮捕されるのか?と冷静な分析をする人たちも結構います。中国人がネットで歴史を確認しようとしても中国語・日本語共に閲覧できない状態です。

個人的には、尖閣諸島に中国人を上陸させてはいけないと思います。日本政府は「上陸の意思の有無の確認」等と暢気なこと言っていますが、中国人の考え方を全く理解していません。上陸したと言う事実が重いのです。既成事実の繰り返しで、自らの主張が正しいと理解するのが中国人です。
ですから、領海侵犯した時点で追い返せば、これほどの問題にはならなかったと思います。
当方の周りの在上海日本人はほぼ全員が日本政府の対処に憤りを感じています。

明後日から二日間シンセンに出張ですが、週末ではないので大事には至らないと思います。
正直一般市民は余り関係ありません。取引先からも念のため空港へ迎えに行きますと数社から言われております。何か面白い情報あれが、再度連絡します。
posted by Kosuke at 00:49| Comment(3) | 日中関係