2012年07月10日

オスプレイのオートローテーション機能は証明されていない

森本敏防衛相は9日の衆院予算委員会で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて「機体は、オートローテーション(自動回転)機能を持っている。パイロットはそのような必要な訓練を受けている」と述べた。

レックス・リボロ氏に再取材すると、

"No. Not true. Autorotation function on V-22 can only be demonstrated by flight test - without a demonstrated flight test any statement of such capability is nonsense."

「違う。それは真実ではない。V-22のオートローテーション機能は試験飛行によってのみ、証明される。証明のための試験飛行なしでは、いかに能力を持っていると証言しても、それはナンセンス(無意味)だ」。

ところで、オスプレイの安全性に関する記事を、米軍機関紙の星条旗新聞が掲載し、その後、削除されたが、グーグルのキャッシュを使って、記事を小生の英語ブログの方に再生しておいた。

Stars and Stripes deletes a story on the Osprey's safety
http://eblog.kosuke.net/article/56942638.html

この記事を書いた記者になぜ記事を削除したのかをメールで聞いてみた。

返答は
"The story was taken off line at the request of editors in the states so that I could interview more experts to get a better idea of how safe or unsafe the aircraft is. The USMC did not pressure us at all. In fact, they were very helpful answering all of our questions and providing information to us. I finished the story again this past week and it should be back online in the next few days. Thanks so much for your interest!"

「記事はエディター(編集者)のリクエストによって削除されました。専門家にさらに取材すればオスプレイがどれほど安全か、あるいは安全でないかを探れるのではないかと思いました。米海兵隊が私たちに圧力をかけたことは全くありません。実際、彼らはとても協力的で、私たちのすべての質問に答え、情報を提供してくれました。今週末、記事を再び書き終えました。向こう数日中に、掲載されるでしょう。興味をもってくれてありがとう。」

以上のような答えだったが、いったん掲載された記事を削除するのはやはり不自然だ。Jane's Defence Weeklyでも、Asia Timesでも、こういう場合は、記事を削除するのではなく、それを残したまま、updateするのが通例となっている。

さて、ここで嬉しいお知らせ。昨日、ここで紹介したCarlton Meyer氏から、オスプレイの安全性に関する拙稿について、

"Excellent report! I linked it in G2mil."「素晴らしい記事!(自分のサイトの)G2milにリンクを貼っておきました」

との返事があった。彼の軍事サイト

http://www.g2mil.com/scandal.htm

で紹介されています。手(チョキ)
posted by Kosuke at 13:41| Comment(0) | 在日米軍
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