2012年06月20日

米太平洋軍司令官「アジア太平洋に新たな米基地は要らない」

アメリカのサミュエル・ロックリア太平洋軍司令官(海軍大将)が15日、ワシントンで記者会見し、「アジア太平洋に新たな米軍基地は要らない」と述べた。

“We’re not really interested in building any more U.S. bases in the Asia-Pacific.” “We shouldn’t have to at this point in time.”
「我々はアジア太平洋地域で、新たな米軍基地を建設することに本当に興味がない」「現時点で、我々がそうする必要はない」

アメリカは今、アジア太平洋にpivot(軸足)を移し、アメリカ軍もリバランス(軍事力の再均衡)を進めているが、基地の増設はしないと明言した。

なぜか?

米軍は、中国や北朝鮮を意識し、日本や韓国、オーストラリアといったアメリカの同盟国である国々との連携を強化している。さらに、日韓といったアメリカの同盟国同士の相互運用性も高めようとしている。こうした「現地国」活用と「同盟国同士」活用で、Asian pivotというアジア重視の新戦略を推し進めようとしている。広義の意味でいえば、今、流行のオフショア・バランシング(Offshore balancing)の流れにあたる。

サミュエル・ロックリア太平洋軍司令官の発言を踏まえると、アメリカはすでに内部的には辺野古での普天間飛行場の代替施設建設をあきらめてきているようだ。

辺野古移設断念で、普天間が固定化するのか?あるいは、普天間も縮小・閉鎖の方向にじわじわと進んでいくのか?今後も日米両政府と沖縄のせめぎ合いが続いていく。

Locklear: Pacific 'pivot' won't require new US bases :
http://1.usa.gov/KVJJBx
タグ:米太平洋軍
posted by Kosuke at 20:59| Comment(0) | 米太平洋軍
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