2017年03月10日

東洋経済オンラインへの最新の寄稿です。

北朝鮮スパイと「陸軍中野学校」を結ぶ点と線
日本は貴重な歴史の教訓に目を向けるべきだ
http://toyokeizai.net/articles/-/161968


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北朝鮮は陸軍中野学校の戦術を模倣し、今に受け継いでいたのかもしれない(写真:KCNA/新華社/アフロ)


 先日 Tokyo MXの モーニングCROSS で話させていただいた「陸軍中野学校」について、改めて取材し、東洋経済オンラインに寄稿しました。番組終了後、中野学校をモデルにした亀梨和也主演の映画『ジョーカー・ゲーム』について、ツイッターで語る若者が多かったので、ジョーカー・ゲームについても記事冒頭で触れました。ツイッターはいろいろと教えてくれるものですね^^

 戦後、北朝鮮の工作機関が陸軍中野学校を手本にしてきたと、作家の佐藤優氏ら内外の多くのインテリジェンスのプロたちが指摘しています。記事にはコメントを使わせていただきませんでしたが、中野学校についてお話をいただいた元陸上自衛隊北部方面総監の志方俊之さん、報道写真家の山本皓一さん、コリア国際研究所所長の朴斗鎮さん、お忙しい中、取材に応じていただき、誠にありがとうございました。

 元・公安調査庁調査第二部長の菅沼光弘さんによると、中野学校の多くの卒業生は、満州(現・中国東北部)に駐屯していた関東軍に従事。そこに侵攻してきたソ連軍に拘束され、戦後は極寒のシベリアに抑留されました。卒業生の中には、沖縄返還や北方領土問題など「戦後処理」に民間の立場から取り組んできた安全保障問題研究会代表の故・末次一郎さんやフィリピンのジャングルに30年近く潜伏していた故・小野田寛郎さんもいました。

 今週初め、JR中野駅近くにある東京警察病院の敷地の片隅にある「陸軍中野学校趾」の石碑を訪ねました。石碑は人知れずひっそりと植木に埋もれていました。まさに陸軍中野学校がいまだに歴史から消え去られ、歴史に埋もれているようでした。切ない。


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posted by Kosuke at 13:45| Comment(0) | 東洋経済